僕がblogを書く理由

プレイヤー向けの記事が続いたので、閑話休題的な感じで。

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なんでまた急にblogを書き出したの?

blog



答え→ なんとなくです。

不特定多数の人に向けて発信していく怖さ

blogの話ではないのですが、僕の twitter なんかをチェックしてくれてる方は「倉坂、いつも好き勝手な事をダラダラと書いてるなぁ…」などと、お思いかもしれません。

はい。実際、好き勝手には書いてます(少しだけ気をつかいながら 笑)。

でも、これでけっこうビビりながら書いてるんですよ。

不特定多数にむけて自分の意見を発信していくのは、ありがたい事に共感してもらえる事も多いですが、それと同時に 嫌われてしまうリスクも大きくあります。

嫌われるのは誰だってイヤだ。

僕だってイヤだ。

でも、人に向けて何かを発信していく…というのは、ある意味、嫌われる勇気を持つ…という事だとも思うんです(僕はその勇気をいまだにきちんと持てていませんが)

「誰に頼まれたわけでもないのに、blogやSNSで自分の考えを発表していく」という行為は、別の見方をしたら

「自分の考え方を不特定多数の人に押し付ける」とも取れます。

そんな事をしてるんだから、そりゃ誰かに嫌われたり、誤解されたりは、ある程度は仕方ないんでしょうね。

もう、そこにあるのは確立の問題。

10人中の8人に好かれたら、残りの2人には必ず嫌われる…みたいな。

どんなに分母の人数が増えても、この比率自体はたぶん変わらないんじゃないかな?…と思います。

…と、頭ではわかってはいるのですが。

当たり障りなく空気のように

僕はけっこう当たり障りなく空気のように生きていきたいんです(笑)。

争いのない平和な町ですごしたい。

だから本来は、嫌われてまで自分の考えを貫こう…とは思わないんですよね。

じゃ、なんでこんな風にblogを書いたり、いまだにtwitterでダラダラとツイートしたりしてるのか?と言いますと、理由は3年前ぐらいにさかのぼります。

気持ち的には3年前ぐらいに、一度、SNSやネットでの発信から引退したんです。

sns2
色々としんどかった時期なので「もうSNSはいいかな?」と、twitterにあんまり偉そうな事を書かないようにしてた時期があったんです。

確かちょうど、KANA-BOONがメジャーでCDを出す頃だったと思います。

気持ち的には”それまで色々とがんばってきたものが一つの形”になって、やっと仕事としても評価をいただきだした頃でね、今思うと自分の仕事の成果に対して、ちょっと調子にのってた時期かもしれません。

もう、ここまで来れたから、しんどい思いをしてまで、SNSでギャーギャーと騒がなくてもいいかな?と。

“倉坂”という人間は、多少は周りから評価してもらえてるはずだ…と。

そんな流れで、約3ヶ月の沈黙。

そして、3ヶ月後

見事に、倉坂さんはみんなに忘れられました。

「俺、まったく評価されてなかったやん(笑)!」

とセルフツッコミをしてしまうほど、見事に大阪のライブハウスシーンから存在が消えてしまいましたね。

いや、元から”存在していた”というのが、思い込みであり、思い上がりだった事に気づかされました。

なるほどな、「僕はこんな事を考えてます」っていうのを常に発信していないと、こんな光の速度で忘れられてしまうのか…この程度のものだったのか…と、びっくりしつつ勉強になりました。

無名の人間なんてのは、自分の言葉で自分の思いを発言していかないと、そこにいないのと同じ扱いなんです。

黙して語らず…というのが一番かっこいいとは僕も思うのですが、それを汲み取ってくれるほど周りの人は暇もないし余裕もない。

沈黙を美徳としても、けっきょく図々しくしゃべり続けるヤツが、全部持っていっちゃうんです。

それなら自分がやりたい事をやるために、僕だって図々しくしゃべり続けないと。

この感じって、バンド活動にも似てるかもしれませんね。

良い曲を作って良いライブをしてても、それを外にしっかりと発信していかないと、すぐに忘れられちゃう。

うん…、なんだかなぁ。

とは思うんですが、ちょうど3年前ぐらいから、南堀江knaveでイベント制作として働かせてもらえる事になって、やっぱりみんなに忘れられてるままじゃ少なくても僕のスタイルではお仕事にならないんですよね。

というわけで「僕はここにいるよ!」と、やっぱり一生懸命に発信していかないと駄目なんだな…と。

そんなわけで

カムバック、SNS

sns

きっと間違った事もいっぱい書いてるだろうし、感情に任せた勢いで駄目なことを書いたりもします。

でも、間違える事や嫌われる事にビビッてても、何も生まれないよな…と。

間違ったんなら、直せば良い。

間違ったんなら、一生懸命あやまれば良い。

そんな精神で。

嫌われたり、間違えたりするリスクを恐れて、人と繋がるのに二の足を踏むのも、なんだか馬鹿らしいしね。

という結論。

なので、何を誰に向けて書いてるんだ!?と、自分でもたまに思ってしまうのですが、それでもまだ見ぬアナタに出会うために、きちんと自分の考えをもっと発信していきたいです。

そのために、SNSだけじゃなくて、またblogを書いていくのも良いかな?と思って、blogを書きはじめました。

ネットにあふれている信憑性の薄い「 ? 」な文章に向けての、ちょっとしたアンチテーゼです。

ここ数日、”ギターの音”や”リズムの話”なんかをblogに書いてみたのですが、本来、僕の得意な文章の芸風は、

こういう、あやふやな空想短編小説みたいなのとか

センチメンタル・ギター・ラプソティ
はじめてギターを買った時の事はなんとなく覚えてる。 3万円ぐらいのいわゆる"初心者セット"ってヤツで、ギターとアンプとケーブル、チュー...

マーケティングとまでは言わないですが、外に向けての発信の仕方とか

あなたの"無料配布CD"をゴミの山からキラリと輝かせるためのイカした3つのやり方。
ありがたい事に、ミナホ最終日予定だった13日にした「無料配布CDのツイート」の反響がすごく良かったので、以前にも一度「無料CDのうんぬんかん...

昔の思い出話

行ってまいりました、KANA-BOON初の野外ワンマンライブ。
行ってまいりました、KANA-BOON初の野外ワンマンライブ。 ヨイサヨイサのただいまつり in 泉大津フェニックス。 実は行こ...

なんです。

でも、特にマーケティング的なSNSを活用してのプロモーションどうのこうの…みたいな事は、僕がわざわざ書かなくても最近は色々な人が書いてますしね。

僕が今わざわざ書かなくてもいいだろう?と。

なので自分的に、新しいジャンルの文章をblogで開拓していこうかなと思いまして、そこまで得意じゃない”演奏や楽器の技術的な話”の文章を書いてみました。

得意じゃない…とはいえ、それでもバンド歴や楽器歴も10年を裕に超え、”自分なり”のではありますが、それなりにノウハウも持ってます。

幸運な事にプロの方の仕事現場を見させてもらったり、お話を聞かせてもらえる事も増えてきました。

じゃ、そういうノウハウや学んだ事を発信していったら、もしかしたら、バンドをはじめたての人や、バンドで煮詰まってる人の役にたつんじゃないかな?と。

僕も音楽関係に関わらず、検索をかけて色々なblogを読んでみたりするのですが、まぁ、適当な事を書いてるblog、けっこう多いですからね(笑)。

最近、自分がblogを書くにあたり、そういうネットに無数に転がってる、適当な記事に対するアンチテーゼみたいな気持ちは正直あります。

例えば”プロのクオリティ”を実際に知らない若い子が、自分のblogに「これはまさにプロクオリティの…!」とか書いててもね、なんの説得力もない…というか。

さらに若い子が、そういう内容の薄い文章をネットで読んで、それを真に受けて信じちゃう。

うーん。あんまり良い循環ではないですよね。

今の僕なら、もうちょっと実戦できちんと使えるような事や、信憑性のある事を発信できる気がするぞ?…と、ふと思ったんです。

そういう事をしていくには、blogというメディアがちょうど良いかな?と。

書けば書くほど、情報も集積していきますしね。

ネットにあふれている信憑性の薄い「 ? 」な文章に向けての、ちょっとしたアンチテーゼです。

本を書きたい。

book

前から思ってたんですが

本を出版したい。

これ冗談じゃなくて、けっこう本気で。

「倉坂さん、本とか書いたら良いんじゃないですか?」と、ちょっと前に偶然、何人かから言われまして、ちょっとその気になっちゃった…っていうのもあるのですが(笑)

いきなり出版社さんに、僕みたいな無名の人間が「本を出させて」なんて言っても「はっ?」って言われて終わりでしょうからね…。じゃ、まずはblog からがんばってみようかな…と思って、blogを書いてます。

人気blog→書籍化 みたいな事にならないかな?という不純な動機 (笑)。

本気です。

色々と、ライブハウス~音楽業界系の本は読んでますが、今まで読んだそんな本達に負けないぐらいの、けっこう面白い本を書ける気は漠然としてるんですけどね。

どの本も読んでてすごく勉強にはなるし、面白いんですが、僕的には”現場感”がなんか薄いんですよね。

机上の空論感…というか、なんかリアルじゃない感じがしまして。

みんなが一番知りたい部分については、結局は何もふれてない…みたいな。

ライブハウスの人目線だけで書くと、たぶん他の本と似たような内容になっちゃうんだろうけど、そこに僕の場合は売れてないバンドマン目線というのも加えれるので(笑)

テーマの選び方しだいでは、けっこう面白い内容の本になる気がするんですがね。

…と最後は、まさかの出版という大きな野望を語って終わる。という。

こういうのは口に出さないと叶わないのでね。

じゃ、口に出して言ってみましょう。

本を出したい。本を出したい。本を出したい。本を出したい。本を出したい。本を出したい。本を出したい。本を出したい。本を出したい。本を出したい。本を出したい。本を出したい。本を出したい。本を出したい。本を出したい。本を出したい。本を出したい。本を出したい。

2016年の目標は「著作を出版する」です。

出版社の方、良いお話をお待ちしております。

おしまい

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