SNS時代に生き残るための人気バンドの条件⑦ ちょっと寄り道編


SNS時代に生き残るための人気バンドの条件①
タイトルは釣りです。ちょっとかっこいい感じに書きました(笑)。 バンドに限らずなのですが、ここ最近の「人気のあるもの」の傾向で、ちょっ...

ここから、思いつきではじめた連載企画?も、はや7回目。

かなりとっちらかって来たので、番外編を今日は書いてみようかと思います。

というわけで本日のお題は、よく質問も受ける

twitterの使い方

これを僕なりに書いてみようかと思います。
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無理に、バズらせようとするな。

「バズる」なんて、マーケティング用語が一般的になって、普通の町のバンドマンでも使う言葉になってしまった昨今。

とりあえず、話題になりそうな事をtwitterに書いておけ!!RTの数を稼げ!!みたいな風潮もあるなかで、そういう風に、twitterでうまく立ち回れないバンドマンから

どういう風にツイートしたらいいですかね?という質問もよく受けます。

ちなみに、「バズる」の意味はこんな感じ

「バズる」

特定の単語や物事がインターネット上で爆発的に多くの人に取り上げられることを意味する語。TwitterやFacebookなどのSNSで急に話題となった時に用いられることが多い。「口コミ」という意味のマーケティング用語「Buzz」を動詞化したものと思われる。

weblio辞書より引用

話を戻します。

そんな質問をされた時に、だいたいこう答えるのですが

「出来ないことは、無理にするな」

と、言ってます。

え?じゃ、何もつぶやかなくてもいいの?と、返される時もあるのですが、そういうわけではありません。

面白いこと

RTされそうなこと

を無理をして、狙ってつぶやくな!どうせ出来ないんだから!というニュアンスです。

twitterとは?

「無許可でRTしないで!」とか「twitterはそもそもSNSではない」といった話がほんの少し前に話題になってましたが、一発狙いのバズを狙ったり、面白い事を書かなくちゃ!と、自分を追い込んで煮詰まってるような人達は、そもそもtwitterで何をしたいのか?という目的が明確になっていない気がします。

では、そもそも twitter で出来ることを僕なりになんですがまとめてみようかと思います。
  1. 宣伝
  2. 自分語り
  3. コミュニケーション
  4. 情報収集
だいたい、この4つだと思います。

アンディ・ウォーホル という芸術家さんの有名な言葉で

「誰もが15分間なら有名人になれる。いずれそんな時代が来るだろう」

というのがあります。

これを60年代に言っていったんだから、ウォーホル、すごいなぁ…とつくづく思うのですが、twitterってそんな感じですよね。

何か面白い事を書いたり、何かのタイミングがそのツイートとあえば、そのツイートだけが一人歩きして、ツイートだけがとんでもなく有名になってしまう…そんな世界。

しかも、下手したら次の日には、そのツイートは忘れられてる…っていう。

恐ろしい。

なんて刹那。

RTの数や、話題になってる、他のバンドさんのツイートを見ると、「ああ、俺も何か面白いことを書かなくちゃ!」と焦る気持ちもわかります。

わかりますが、

なかなか狙ってる出来るもんじゃない。

そういうのを狙ってできる、うまいヤツは本当にうまい。

ただ、無理してやろうとしてる時点で、そういうセンスはきっとあなたにはないです。

では出来ないのなら、他の使い方をしてみましょう。

バズるようなツイートというのは、
  1. 宣伝
  2. 自分語り
  3. コミュニケーション
  4. 情報収集
これでいう、1と2の変化形だと僕は思うんですね。

なので、出来ない人は

3.コミュニケーション

これに重点を置いてみてはどうでしょうか?

自分の事に少しでも興味のある人と、ネット上で文字ではありますが、直接にコミュニケーションをとれる

っていう、これ実はかなりのアドバンテージだと思うんですけどね。

うまくtwitterで立ち回れない…そんなあなたは、twitterだけで誰かを自分の音楽のファンにすることは出来ないかもしれません。

でも、きちんと、誰かとコミュニケーションをとっていけば、その誰かは

あなた自身のファンになってくれるかもしれません。

自分の音楽を好きと言ってくれてる、または好きになってくれそうな人の日常が断片的にでも覗き見できて、その人と直接にやりとりが出来る場所がこんな気軽にあるなんて、20年前だと想像もできませんでした。

そんな場所を活かしてみてはいかがでしょうか?

普通にフォロワーさん達とたくさん日常会話をしてみてはいかがでしょうか?

で、キーワードは誠実。

別に、おもしろい事を無理に狙わなくても大丈夫だと思います。

一生懸命、誠実に接していれば、結果的には、あなたの良さや、ひいてはあなたの音楽の素晴らしさをわかってもらえるキッカケになっていくんじゃないでしょうか?

結果、遠回りだけどRTつながると思う

twitterで例えば「一発逆転!1000RT」なんてのを狙ってる人からすれば、遠回りに思われるかもしれません。

でも、よくよく考えてください。

ほとんど接点のない人間の「拡散希望」よりも、普段、いろいろとお話していて仲のいい人間の「拡散希望」の方が、リツイートしてあげたい!と思うのが人情じゃないですか?

そのあたり、ネットだと見落としがちですけど、現実世界と一緒なんです。

普段、道であってもまったく挨拶もしない顔も知らないお隣さん が困ってても、助けてあげようなんて気持ちにならないかもしれませんが

毎朝、出勤の時に挨拶して、少しでも世間話をしてる顔見知りのお隣さんが困ってたら、出来る範囲でなら助けてあげようと思うのが人情でしょ?

twitterで何をしていいのか、わからないという人は、そんな当たり前をやってみてはどうでしょうか?

ネガティブ vs ポジティブ

最後に。

ネガティブな事や、極端な事を書くほうが、シェアされやすいのがSNSの世界です。

誰かへの罵倒

誰かへの悪口

ネガな発言の方が、爆発力をもって広がる。

これは、ネットの性質上、仕方ないのかもしれません。

ただ、これは諸刃の剣。

紙一重だと思うので、僕はあまりお勧めはしません。

爆発力はないけど、前向きだったり、うまくユーモアのあるツイートを発信していきたいもんですよね。

悪意には爆発力はあるけど、善意には蓄積力がある(と、信じたい!)

良いエネルギーを、蓄積させていきたいもんです。



私ごとではあるのですが、

見放題という大阪、東京のサーキットフェスイベントを主催している、民やん という人がおります。

まぁ、彼はその筋では有名な連絡不精の方でして(笑)。

数年前、そんな 民やん の連絡不精を逆手にとってハッシュタグ

#実行委員長を探せ

が、一部の内輪で流行りました。(実行委員長は民やんのことです)

例えば、誰かが、「民やん、いいかげんに連絡、返せよ!!(怒)」的なツイートをしてしまうと、やっぱり空気が悪くなってしまうと思うんです。

そんななかで、#実行委員長を探せ と、面白おかしく、みんなでゲーム感覚にすることによって、ネガになりがちな状況をポジに変えれてる良い事例だな…と思って、当時は見ていたり、民やんと連絡がつかない時に僕も便乗して、このハッシュタグでツイートしてました。

で、ここから私事の本題なのですが

現在、私、倉坂は、民やんと連絡がまったくついておりません。

これ、見てたら、民やん、なんでもいいので折り返しください。

マジで。

1月の私の仕事がストップしてしまってます。

…と、オチが、若干、公私混同ぎみな今日の記事でした(笑)。

ごめん。

つづく

【9/21  17:00 最新情報】

民やんと連絡つきました。協力してくれた各位、忙しいなか連絡くれた民やん、ありがとうございました。

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