「結果」と「成果」って言葉は似てるけどちょっと違いますよね?って話

「結果がすべて」という言葉がございます。

そのとおりだとは思うんですが、正直なところ
僕はあんまり好きな言葉ではない。

残念ながら、僕も大人になってしまったので「結果がすべて」の意味はわかる。

キレイごとを言ってみたところで、結果がともなわないと残念なことになる。

残念ながら誰も幸せになれない。

それはわかる。

結果は大事。

お金がないと生活できないし、
売り上げが出ないとお店つぶれちゃうし、
人気がでないとバンドも続けられないし、

みたいな。

でも「すべて」って言われちゃうとなぁ

納得できないぜ!と

社会のシステムに中指を立てるような

そんな、僕の中二心がうずいてしまう。

おっさんのクセに。



とはいえ、そこに至るまでの「過程がすべて」とも思わない。

「がんばったこと自体に意味があるよね!!」

は、さすがに負け犬の遠吠え感がすごい。

もっと、上手いことやりたい。



というわけで、

「結果がすべて」

じゃなくて

「成果が大事」

みたいな言い方を僕はよくします。

そこにいたるまでの「過程」があっての「結果」

つまり「成果」が大事

みたいな。

たんなる「言葉遊び」みたいな気もしますがね。



めちゃく極端な屁理屈を書くと

「結果がすべて」とか言って

「結果」だけを追い求めるのって

例えば、

プラモデルを作るのが好きな人に対して

組み立て出す前に「はい、完成品!」

って組み立て済みの物を渡しちゃうと

「え?」ってなると思うんです。



釣りが趣味の人に、今から出発するぞ~ってタイミングで

「はい、大きなお魚です!!」って、魚を渡したところで

「はい!?」ってなるじゃないですか?(笑)。



こういう例え話をしたら、

「そんなん、当たり前やん!?」

ってなるんですが、

他人に対して けっこうやってしまう時があるんですよねぇ。

プロセスを楽しんでいる人
プロセスから学ぼうとしてる人

に対しての「大きなお世話」

外野の方が、「結果を急いでしまう!」みたいな。

勝手に「なんとなくの完成形」が見えてる時、

外野からそれを相手に押し付けちゃう。

あんまりよろしくない。



そして

結果!

結果!

ばかり言って焦りだすと、

プロセスをすっとばして、裏技で近道を探すような思考になりがちなのでね。

それで本人も、周りもおかしくなっていくような。

そういうのは見てて悲しいので、いつだって良い落としどころを見つけたいもんです。



などと言いつつも

結果を出したい10/20(金)のThe denkibranライブ
手売りチケットも絶賛発売中です。

でもこれこそ、数字の結果だけじゃなくて

きちんと一人ずつに「手売り」というプロセスを経て、「成果」をだしたいって事なので

「おれ、意外に矛盾はしてないやん?」と思った(笑)。

というわけで購入希望の方は、お気軽にお声がけください!

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