SNS時代に生き残るための人気バンドの条件⑥


SNS時代に生き残るための人気バンドの条件⑤
「SNS時代に生き残るための人気バンドの条件」などと大風呂敷を広げて続けております。 連載の第5回目です。 前回の記事で...

前回からの続き

プロフィール編のまとめです。

これ、書いてる途中で気づいたのですが、外に向けて公開するプロフィールと思って作らない方が良かったかもです。

誰にも見せない、自分達で自分達の良さを確認するためのプロフィール文章…ぐらいのつもりで作ったほうが、この後の話につなげやすいかもです。

補足おわり。

で、つづき。

最初に作ったプロフィール文章を添削していったら

「作りこまれた音源と、ロック感のある熱いライブ」

というシンプル極まりない文章になってしまいました(笑)。
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そこに付け加えてみよう

さすがに、これだと…なので、もうちょっと何か付け加えてみましょう。

何を付け加えていいのか、自分達でわからない場合は

「What?」とか「Why ?」を五回ぐらい繰り返してみたら、何か答えがみつかるかもしれません。

例えば、残ったプロフィール文章の前半に 作りこまれた音源 とありますが、そこに対して「What ?」…つまり、

「具体的にどんな風に作りこまれた音源?」

という問いかけを自分でしてみるといいかもしれません。

 「作りこまれた音源」

Q.「具体的にどう作りこまれてる?」
A.「メンバー自らがエンジニアで自宅録音で」

Q.「どんな風に自宅録音で?」
A.「ライブでは使わない鍵盤楽器やコーラスのダビングなどを駆使して」

Q.「それはどんなダビングですか?」
A.「ビートルスの影響を受けたような音使いで…」

Q.「それは具体的にどんな音使い?」
A.「え…と、sus4なんかのテンションを含んでて、最近の普通のギターロックではないような音使いで…」

Q.「・・・」

みたいな感じで

「それって具体的には?」

という質問が4~5個、続けてみましょう。

突然、そんなことを聞かれても、普通のバンドだと答えにつまってくると思います。

答えられなくなった時こそ、逆にそこで自分で「どういうことなんだろう?」と考えていくと、自分のやりたい事と、強みがどんどん明確になってくるかと思います。

以上をふまえると

ビートルスの影響を受けたような音作りや世界観のある、ライブとは違ったアレンジや楽器編成の作りこまれた音源

という感じになりますでしょうか。

後半の文章 ロック感のある熱いライブ も同じで、

具体的にロック感とは?

具体的にどういう熱さ?

みたいに考えていくと、

どんなライブが自分達の持ち味か?

または、自分達はどんなライブをしたいのか? が、わかってくるかもしれません。

ちなみにこの項目にも What ?を重ねてみます。

ロック感のある熱いライブ → どんな熱さ?→ 大人が本気でやってる熱さ→ 本気でとは? → 若い子に向けて、こんなかっこいい大人もいるんだぜ!と見せ付けるような本気さ…

みたいな感じで展開していく感じでしょうか。

そんな感じを参考にして、自分達のプロフィール文をなるべく短く簡潔に具体的に考えてみてください。

で、さらに具体的に 昔のThe denkibranの話

前回の記事で「一瞬、人気が少しだけあった」と書きました。

SNS時代に生き残るための人気バンドの条件⑤
「SNS時代に生き残るための人気バンドの条件」などと大風呂敷を広げて続けております。 連載の第5回目です。 前回の記事で...

その頃、よくライブに来てくれていた人は、はたして

The denkibranの何に魅力を感じてライブに来てくれたいたのか?

というのを考えて、自分たちで考えたプロフィール文章と答え合わせをしてみます。

答えあわせ

ちなみに、その頃というのは、このセンチメンタルギターラプソティという曲を作ってすぐの頃でした。



この曲は、歌詞もふくめて30分ぐらいで全部さらっと出来た曲です。

歌詞の内容を要約すると、

普段の生活に少し疲れた大人が、はじめてエレキギターを買って夢をみていたような、そんな少年時代を思い出してるだけの歌

です。

普段、僕が思ってることをそのまま歌っただけなんで、出来るのも早かったぶん、まぁ、同世代(30代~)にしか受けないであろう曲を作ってしまったなぁ…なんて思ってました。

しかし、ライブでやりだすと意外や意外

若い子にも、けっこう受けた。

マジか。

正直、びっくりしました。

この曲の世界観って、「夢をあきらめかけてるけど、最後に悪あがきしてる大人」って事だと思うんですね。

同世代の受けも もちろん良かったのですが、若い子にあんなに受け入れられると思ってなかったので、うれしい誤算でありました。

この曲がキーになります。

よくよく思い返すと、あの頃って今以上に、「夢をあきらめかけてるけど、最後に悪あがきしてる大人」…そういうライブをしていたんですよね。

そして、見にきてもらってる人の大半には、僕がライブハウスで働いているのも、バレてましたし。

さっき、なんとなく考えたプロフィール文章 と、お客さんが求めていた部分でリンクする部分があるでしょ?

答えから先に書いちゃいますが、その当時、僕らのことを好きで見に来てくれていた人達というのは、

ライブハウスで働いてる大人(おじさん)が、若い子に混ざって「かっこいい大人だっているんだぜ!」と、同世代や若い子に向けて、暑苦しく一生懸命ライブをしている

とこに魅力を感じてくれたみたいです。

ここまで、いろいろとプロフィール文を理屈っぽくこねくり回しましたが、お客さん的には、極端に書くと、The denkibranのプロフィール文ってこれだけで良かったんですね。

音源のくだりもいらないし、ビートルズが…ってくだりもいらない。

これも極端に書くと、必要だったのは

暑苦しい大人のバンドが一生懸命ライブしてます。

これだけ。

別に僕らが、THE BEATLESやTHE WHO を好きとか、お客さんからしたら、どうでも良いんです。

なので、前回の記事に書いたプロフィール文章の前半部分って、

60年代のTHE BEATLES や THE WHO、90年代の OASIS などのイギリスのロック

Mr.childrenやスピッツなど王道の90年代の日本のロックバンドに影響を受けた楽曲

ビートルズライクなコード進行に、切ない日本語の歌詞が乗る楽曲が特徴。

これは完全に「自分はこう見られたい!」ってだけのエゴ。

お客さんからすれば、どうでもいいエゴを押し付けるバンドってのも、しんどいですよね。

前の記事にも書きましたが、そのエゴは無理に強調しなくても、伝わる人には絶対に伝わるから大丈夫です。

お客さんの求めてるものがわかれば

お客さんの求めてるもの=自分達のやりたい事

と、なんとかイコールで結んでみてください。

もちろん完全にイコールには ならないかもしれませんが、このふたつを自分達なりにバランスをとって、つないでみる作業をすると、色々とみえてくると思います。

お客さんが自分達に求めてるものというのは、自分たちの強みになり得るものだと思うので、ここも深く掘り下げて考えていけると良いかと思います。



ちなみに、これは当時を振り返ってみて今思うだけで、その頃はここまで客観的には自分達のことは見れてませんでしたが。

かなり とっちらかってきましたので、無理やりまとめます。

① 自分達のプロフィール文章を考えてみる(外に公開するためじゃなくて、自分達で自分達を確認するため)

②出来上がったプロフィールから、この部分は自分達のエゴを押し付けてるだけでいらないかな?という部分を消していってみる

③残ったシンプルな文章に対して、「What ?」を5回ぐらい繰り返して、もっと具体的なプロフィール文章にしてみる

④お客さんが自分達に求めてるものを考えてみる

⑤自分達のプロフィールと、お客さんの求めてるもの のバランスを考えてみる

このプロセスを経たら、自分達の強みであったり、やりたい事が、具体的にわかってくる(はず)。

かなり理屈っぽく書きましたが、

一回、文章にして客観的に考えてみろ!!

って書けば、シンプルに終わりましたね(笑)。

これが、なかなか出来なくてみんな苦労しているのですが。

まだ書きたい事が山ほどあるのですが、内容的に収集がつかなくなってるので、このあたりで終わっときます。

本当に前置きが長くなりました。

ごめんなさい。

自分の事を把握できたので、では、自分達の個性(やりたい事、強み)を使って、どうやってお客さんに参加してもらおうか?と考えていけたら、やっと本題に進めます。

長かった。

ここまで読んでくれた方、最初の内容から暴走気味でごめんなさい。

でも、まだまだ続けるよ。

つづく

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