日々に忙殺されておりました。ご無沙汰の倉坂です。
ちょっと日が空いてしまったのですが、さしすせそズのCDが今月頭に発売されて嬉しかったお話を今さらちょっと。
以前にさしすせそズの話で思ってた事はだいたい書いちゃったので、詳しくはこちらを参考に。
いやぁ、しかし。
仲良くさせてもらってるバンドさんの、こういう機会にはなるべく何か書くようにはしてるのですが、やっぱりCD屋さんで展開されてるとこを見ると素直に嬉しい。
うん。何回経験しても嬉しいもんは嬉しい。
※この写真はたぶんタワレコ新宿店さんで僕が盗撮した写真。
出会って3年ぐらい
彼らとの出会いは、KANA-BOONとコンテンポラリーな生活の2マンライブを見に行った時。出口でさしすせそズのメンバーが配っていた無料CDから。
当時からライブハウス界隈では名前もよく聞いたバンドだったので「どれどれ…」と聴いてみたところ、曲がかなり僕のツボ。
特に「22ちゃい」という曲。
この曲がかなり僕の涙腺に激ヒットにしまして、すぐにメールを打って、そのあと松下と電話した記憶があります。
これがたぶん2013年頃のお話。
そう考えると、もう3年前か。
なんやかんやとけっこう長いお付き合いになるんだなぁ…と改めて思いました。
愛され感がすごい
しかし、改めて思うけど、このバンドの愛され感がすごい。それなりにインディーズ、アマチュアで活動してるバンドの数は見ている僕ですが、愛されてる感ぶっちぎり一位です。
なんとなぁ~く彼らが愛されてる理由もわかるのですが、あくまで”なんとなぁ~く”なので、このあたりの原因は言葉で説明しにくとこではある。
「なんで、さしすせそズってお客さんに愛されてるんですか?」って、たまに他のバンドの子に聞かれたりするんですよ。
なのでその問いには、なんとなぁ~く でいつも答えてます(笑)。
正直ね、すごく面倒くさいバンドなんですよ。
何が面倒くさいかって誤解されないように書くのが難しいんですけど(笑)。
人間性が面倒…って書くと悪口になるかな(笑)。
面倒って書き方は違うね。人間性がけっこう泥臭い。
ゆるくやってるのかな?と思ったら全然そんなことなくて、自分達的にゆずれない大事な部分ってのがしっかりある人。
そういう人達はやっぱり傍目で見てても、いちいちハラハラさせられる事が多い(笑)。
でも、曲はもちろんだけど、その面倒くさくて泥臭い感じがみんな好きなんだから仕方ない。
俺も好きだし。
本当に愛されてるバンドなんだなぁ…といつも思います。
色々と変わらないといけないところっていうのは絶対にあるんだろうけど、大事なところは変わらないで、このちょっと歪なバランスのまま、もっと大きくなっていって欲しいなぁ…と思う。
「良い曲を作って、目の前の見てる人たちを喜ばせたいバンド」っていう、実はシンプルでわかりやすいバンドなんだと思います。
やっぱり曲が良い。
さらに普通の事を書きます。改めてCDになって6曲聴くとやっぱり曲が良いバンドなんだなぁと改めて思った。
何かのレビューで「全曲シングル級のキャッチーさ」みたいに書かれてたけど、確かにそのとおり。
でも、僕的に松下の曲って、キャッチーの要素より、センチメンタル要素の方が強いんですよね。
The denkibran × さしすせそズ の共同企画で「センチメンタルフライデー」なんてタイトルでイベントやってたぐらいなんでね、この辺りの感覚で趣味があったというのはたぶんある。
僕もライブハウスの人という立場ではありながらバンドもやって曲も作ってる身なので、あくまで主観ではありますが、自分より良い曲作るヤツらしか本当の意味で応援しずらい部分ってあるんですよね。
そういう意味では、松下のポップスの曲書きとしてのセンスというのは、年齢の差なんかは関係なく僕は素直に尊敬しております。
コンテンポラリーな生活を3年前にロックタウンに見に行って、さしすせそズに出会った僕としては、11/29(火)の阿倍野ロックタウンでの彼らのレコ発イベントの共演にコンテンポラリーな生活がいる辺りがね、ちょっと私的に感動的。
こういうの良いですよね。
そして来年の話ですが、1月22日(土)に南堀江knaveでワンマンライブ。
楽しみです。
ヒットチャートを駆け抜けろ。
CD発売おめでとう。
そして、これからもよろしく!!