みるきーうぇい、ミニアルバム発売おめでとうのお話

みるきーうぇいの話は去年末にも書いたのですが

「みるきーうぇい」というバンドの話
みるきーうぇい (写真左から) Ba.安福尚光 / Vo&Gt.伊集院香織 もう去年になるのかな? この"カセット...

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初になる全国流通CD「大人になるのはもうやめだ」が先日発売になりました。

まずは、おめでとう。


ここ何年かの彼女たちの活動としては実質のベスト盤みたいな選曲の8曲。

とにかくかっこいいロックバンドなアルバムでした。

言いたい事が多過ぎて、何を書いていいのかわからなくってます。

このblogもすでに何回か書いては消してを繰り返してます(笑)

だからもう思った事を箇条書きしときます。

かっこいいアルバムでした。

単純にギターの音がイカツイ(笑)。

そこらの自称オルタナ、自称ラウドロックのバンドよりギターが轟音でした。

最近の流行というか、小奇麗にまとめたミックスってよりも、録った素材をシンプルにゴロンと並べた感じ。

演奏が上手いとか下手とかそういうところを超えた「かっこよさ」にあふれたアルバムでした。

すごくシンプルな話なんです。

歪んだエレキギターがガーっと鳴ってて、リズムがあって、良いメロディの歌がある…っていう、ロックバンドとして一番シンプルなカッコいい形。

MVで発表されているものと同じ曲ですが、再録のものも多いので、印象もまた違って聴こえるかと思います。

そういう音の中で聞こえる言葉って、また前とは印象が違って聞こえたりもしましたし。

みるきーうぇいの事を歌詞のイメージで、メンヘラだなんだ…と言ってるような人にこそ聴いて欲しいアルバムだと僕は思いました。

シンプルにかっこいい音が鳴っている、かっこいいロックバンドのアルバム

って、メジャーインディー問わずに新譜では久しぶりに聴いた気がする。

まさか、みるきーうぇいがこの質感で攻めてくるとは思ってなかったので、聴いててテンション上がりました。

個人的な趣味でいうとレコードで欲しいと思わせてくれるアルバムでした。

名盤。

前にこのblogでも書いたのですが

「みるきーうぇい」というバンドの話
みるきーうぇい (写真左から) Ba.安福尚光 / Vo&Gt.伊集院香織 もう去年になるのかな? この"カセット...

みるきーうぇいの魅力って、僕的にはいわゆるメンヘラチックな歌詞ではなく、Vo香織ちゃんの大胆不敵さなんですよ。

男の子には絶対出せない感じの

あの女の子特有のちょっと図々しい感じ(笑)

男がビビッて尻込みしてる間に、おいしいとこを全部持っていっちゃうような(笑)

そんな大胆不敵さ。

優しい歌があって、鳴り響いてる音がそんな大胆不敵な音で、僕としてはわかりやすくみるきーうぇいの魅力が詰まってるように感じました。

みるきーうぇいの場合、無意識にできてる事がかっこいい

話が脱線しちゃいますが、たぶん狙ってやってるとこよりも無意識で形になってる部分が、みるきーうぇいはかっこいいんですよね。

曲を作ってる香織ちゃん自体は、ちょっと病んでるような歌詞のバンドがたぶん好きだと思うんです。正直、僕はあんまり聴かないタイプのバンドが好きだと思うんです(笑)。

でも、彼女から生み出されてる曲の質感で一番近いのって、実は初期ブルーハーツとかだったりすると思うんです。

若い世代が普通に思っている憤りを、若い世代がリアルに感じれる言葉で歌えるっていう意味ですが。

みるきーうぇい は 平成のブルーハーツである。

うわ…

ごめん。

自分で書いといてダサ過ぎるキャッチコピーになってしまった(笑)。

まぁ、でもこれは本質的なとこで当たらずも遠からずかと思うんですね。

自称ブルハフォロワーのパンクバンドなんかよりも、今の時代にリアル響くブルーハーツ感ってのが、彼女たちにはある気がするんです。

あと、このblogの最初の方に”轟音ギター”という単語を使いましたが、その轟音感も90’s後半ぐらいのオルタナ、グランジロックと言われてたようなロックバンドの質感がある気がするんですよね。

その辺りも自称オルタナバンドよりも、オルタナしてる感じというか。

意識して真似てるわけじゃないのに、無意識で出てる似たような質感がかっこいいなぁ…とか僕は思います。

どうでしょうか?

ここからどう化けていくのか?というところも含めて、

シンプルにかっこいいロックバンドの名盤

でした。

ライブハウスの人としても嬉しい1枚だったし、ミュージシャンとしても刺激になった1枚でした。

この名盤がたくさんの人に届きますように。

※で、ドラム叩いてるARKSのりょうまも良い仕事しております。ナイス!!

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