KANA-BOON関連で僕のtwitterアカウントをフォローしてくれた方へ向けて。
まずはフォローありがとうございます。
フォローしてみたものの「で、おまえは誰やねん!?」という方も多いかとは思うので、ちょっとだけこの場を借りて自分の事を書かせてください。
まずは大阪で活動しております、The denkibran(ザ・デンキブラン)というバンドのVo&Gtです。
で、お仕事がライブハウスで「ブッキング」という事をさせてもらっておりまして、要はライブハウスで日々のイベントを組むお仕事です。
今は南堀江knaveというライブハウスで働かせていただいてます。
KANA-BOONとは前に働かせていただいていた、堺にあるFUZZというライブハウスで、彼らがアマチュア時代に一緒に楽しくワイワイとやっておりました。
特にFUZZに彼らが出演しだしての最初の2年ぐらいは、ほとんど僕もメンバーか!?ぐらいの勢いで、一緒に色々と活動の仕方を考えたりとかしておりました。
その頃のイメージがあってか、ありがたいことに僕の事を「KANA-BOONを育てた人」みたいに言ってもらえる事もたまにあるのですが、正直なところ「育てた」という事は全然なくて「活動の初期に偶然関わっていた人」というのが正解かとは思います。
そもそも僕と出会った頃から、KANA-BOONは完成度はさておき、今ぐらいのクオリティの曲は作れるバンドだったので、「僕が育てた」とか、そういう感じの手柄は残念ながら僕にはないです(笑)。
で、なぜ今さらこんな事を書いているかというと、その僕が関わった頃のKANA-BOONの友達だったりライバルだったり…そんなバンド達の存在を、KANA-BOON絡みで僕を新しくフォローしてくれた人達に、少しでも知ってもらえるきっかけを作れないかな?と思ったからです。
僕が働かせてもらっているライブハウスが、最大200人収容ぐらいの大きさです。
そういう、いわゆる「街のライブハウス」的な場所に来る機会のない音楽好きの人達に、雑誌に載ったり、フェスに出ていなくても、こんなにかっこいいバンド達がいるよ?というのを知ってもらえるきっかけを作れないかな?と。
いきなり「だから、ライブハウスにバンドを見に来て!」という話ではなくて、「ライブハウスにはこんなバンドがいる」というのをとりあえず知って欲しいんです。
まずは知ってもらいたい。
もっと言えば、KANA-BOONはアマチュア時代にこんなバンドと関わりがあって、影響を与えたり、逆に影響を受けたりしていたんだよ?という、今、雑誌にも載らないような事を知ってもらえたらすごく嬉しい。
まずはバンドの名前と曲だけ覚えてもらって、そして彼(彼女)達が少しだけ大きくなって、CDでもリリースしたり、たくさんの音楽好きのみなさんに届くようになった時に「あ、あの時に曲を聴いたバンドだ!」と思い出せてもらえたら。
願わくば、その少しだけ前から気にいったバンドがいたら少しだけ応援してもらえたら。
ライブハウスの人としてはすごく嬉しいです。
「僕らが少しだけ先に行くから、ついてきてください。」
これはKANA-BOONがアマチュア時代に言っていたこと。
彼らの影響力が大きくなった今なんで、かっこ悪いのは重々承知していますが、そこに便乗させてください。
この先、KANA-BOONだけが売れてしまって、他のバンドが世に出ないまま終わってしまうのなら、本当にかっこ悪くなっちゃうけど、きっと他のバンド達もこれから結果を出していってくれると僕は信じています。
借りはきちんと返せると思ってます。
なのでこれから上げるバンド達の音に、少しだけ耳を貸してもらえたら嬉しいです。
ARKS – 忘れもの
みるきーうぇい – カセットテープとカッターナイフ
ハウリングアンプリファー – ウォーアイニー
フィッシュライフ – フライングレッド
Lambda – ドロップアウトガール
理科室コーヒー実験ブレンド – 出発前夜
ナードマグネット – アフタースクール
YouTubeでMVを見つけられなかったんですが、
夜行性のドビュッシーズ、First Impression、桜草、河内REDS、神頼みレコード、クチナシ、ギャーギャーズ、FIZZ などなど。
他にもきっといっぱいいるのですが。
そして、KANA-BOONと関係のないところで僕が新しく出会ったバンドもいっぱいいます。
こんなたくさんのバンド達が、また少し先で繋がれば良いな…と祈ってやみません。
今日、KANA-BOONのなんばハッチライブには予定があって行けなかったのですが、追加公演の27日の方には行く予定です。
街の小さなライブハウスからはじまった彼らが、今、大きな場所でどんなライブをするのか楽しみにしています。
最後に一応、僕のやっているThe denkibranの曲も。
The denkibran – センチメンタル・ギター・ラプソティ
そして、7/5(土)に行われる「見放題2014」という大阪のライブサーキット型のロックフェスで、毎年恒例になりつつある「無料配布コンピCD」を配ります。
約20バンド収録予定です。
このCDの告知に関しては、当面はtwitterが告知のメインになるかとは思います。
ライブハウスやネット以外でも、誰かに新しいバンドとの出会いを提供できるように。
微力ながらがんばっています。
もし、少しでも耳にとめてもらえるなら幸いです。
長い文章、最後まで読んでもらえてありがとう。
よろしく。
倉坂