3/12(日)に南堀江knaveで、盟友Baconのレコ発イベントがあります。
我らがThe denkibranも出演します。
そんなBaconさんの話を書いてみようかと思います。
まずは古いミュージックビデオから。なつかしい!!
ちなみに次はこの曲がレコードになって発売されるという、文字どおりのレコ発ライブです。
素敵な渋谷系~スタイルカウンシル感はさすが同世代のバンド!とポイント高いです。
デビューの頃は、いわゆるパワーポップサウンド+ヴィンテージシンセサイザーのMOOGな音に、切なくてポップなメロディ…というのが売りのバンドさんだったと思います。
ただ、それもキャリア初期の話。
今やBacon兄さんとバンド達に言われるほどの キャリアも長いバンド。
時期によってはフォーク、ニューミュージック風になったり、ハードコアやったと思ったら、10分超えのプログレみたいな曲やったり、音楽性のふり幅は気がつけば激広いバンドになってしまっております(笑)。
それでもずっと共通してるのは歌のメロディの良さと、ライブでのパンクスピリット、あと予想を裏切りたい!という謎の捻くれ感(笑)。
もうずっと大好きなバンドです。
Baconの歴史はBaconのホームページに面白おかしくまとまっているので、こちらを読んでみて欲しい。超面白い。
BaconとThe denkibranは昔からしのぎを削りあってきた盟友で…!!というのは、
大嘘です。
なんとなく、いつの間に仲良くさせてもらうようになってた…というのが本当のところ。さきほどのBaconの年表によると、話はじめたのは、たぶん2006年頃ぐらいからでしょうか
僕はそれ以前からも、一方的にBaconは知っていたのですが、本当にお客さんとして知っていただけでした。
大阪では十三ファンダンゴを拠点に活動している彼らですが、当時、何回か見たBaconのライブではファンダンゴの客席で、たくさん女の子がピョンピョンはねてて、今で言うサークルモッシュ的なものがおきておりました。
当時の僕の目から見て、Baconはいわゆる人気バンドでした。
で、当時のThe denkibran(The 電氣BRAN)はというと、今よりさらに人気ない感じというか、活動も堺中心で今よりさらにパッとしない感じでした。
人気のないバンドが、人気のあるバンドを見た時どう思いますか
うらやみますね。
妬みますね。
はい。
当然、私も
ねたみました。
若手バンドマンのみなさん、この気持ちわかるでしょ?人気あるバンドなんて、だいたいつまんないバンドだよな?
みたいな嫉妬心(笑)。かく言う私も今でこそ大人にはなりましたが、人並みにそんな浅ましい気持ちを持って、ライブハウスで色々な人気バンドを当時は眺めてました。
人気のあるバンドなんて、つまんないバンドばっかりだよ!
Baconがどうこう…ではなく、人気や動員のあるポップなバンドに対して、ほぼ偏見をもって接していましたね。若かった。
ただ何回か偶然にBaconのライブを見た時に「あれ?このバンドの曲良いかも…好きかもしれない…!!」などと不覚にも思いはじめてしまいました。
これはあってはならない事です。
だって、人気のあるバンドなんて売れ線狙いのつまらないバンドのはずなんだから。
…いや、でもこのバンドは好きかも。メロディ超良いじゃん!
みたいな、どうでもいい葛藤と人知れず僕はBaconのライブを見ながら戦っていました。
三回目にBaconのライブを見る頃には、当時のシンセサイザーを担当してたショウヘイ君がヴィンテージのMOOGを振り回しながら弾きまくる姿の虜になっておりまして、
悔しいけどBaconは曲も良いし好き
という結論が出てて、人知れずのどうでもいい僕の葛藤は終わったのです。時は流れて
その後、あまりBaconのライブを見かける機会もなく時は過ぎます。半年ぐらい過ぎた頃でしょうか。
当時、tobacco sounds という二ヶ月に一回ぐらいのペースで開催されていた、DJ+バンドのオールナイトイベントがありまして、その tobacco sounds にThe denkibranは、ほぼレギュラー出演させてもらっておりました。
ある日の、tobacco soundsのリハのこと。
その日のリハーサルも終わると、ちょっと可愛らしい雰囲気の男の子が、やたらと僕らの機材を眺めていました。
誰だ?こいつ?と思ったのですが、まぁ、放っておこうと思って放置していました。
しかし、彼は自分から話しかけてきました。
「このアンプの写真撮っていいですか?」
アンプ?
いきなり挨拶もなしに、アンプの話?
どうやら、彼は僕が使っている、VOXのAC-30というギターアンプに興味があったようです。
「なぁ、写真撮っていい?」
「あ、良いですよ…」
彼は、挙動不審な態度で一心不乱に僕のギターアンプの写真を携帯電話で何枚も撮影しはじめました。(ちなみに当時はまだスマホもないので、もちろんガラケー)
「これ、VOX…良い??」
そこから、アンプに関しての質問攻めがはじまります。
質問もひととおり落ち着いた頃、彼は名乗りました。
「あ、僕、Baconっていうバンドやってますねん」
その時、僕は「あ、Bacon!ファンです」って言ったような記憶があります(笑)。
若い男の子と思ってたら、よくよく聞くと年齢も僕より年上のお兄さんだったり、思った以上にフランクでちょっと変わった話やすいお兄さんでした。
そして意外だったのですが、最初に書いたとおり、当時「泣きメロパワーポップ」というイメージでBaconは売り出されていたのですが、コウド君は昔のブルースやロックにも大変詳しく、予想外に音楽の話もあう事が発覚。
なぜか、エリッククラプトンの話を熱っぽく語っておられました。
いかん。
思い出してみると、面白いエピソードが多すぎて書くのが面倒臭くなってきた(笑)。
面倒くさいので、続きは3/12(日)に直接話しましょう!!
Baconは長く続けてきてるので、あんまり活動できてない時期もあったり、ファンとして眺めてる人間からしたら歯がゆかった時期も正直あるのですが、ここにきて、まさかの活動が活発になったのはうれしい誤算というか(笑)。
本当に大好きなバンドのレコ発イベントに呼んでもらったので、ぜひぜひみなさん遊びに来てください。
ちなみに僕がライブの時、お客さんをあおるときに「everybody!!」っていうのは、完全にBaconの影響です。
その他にも実は色々と影響を受けてます。良いお兄さんです。
兄さんに良いカッコさせてくださいよ。チケット予約お待ちしてます。
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2017年3月12日(日)南堀江knave
『Bacon 7inch EP「青春は返り咲く」発売記念企画』
Bacon / THE TOMBOYS / 花柄ランタン / The denkibran
DJ 暗闇ひとりぼっち
OPEN18:00 START18:30
adv\2,300 door\2,800 (D代別途¥600)
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