↑なんとなく思いついたから昨日の夜中に書いてみたけど、
偏った自分の考えかたを勢いで書いてしまった。
なので、もうちょっと一般論的にわかりやすく書いてみたいと思う。
そもそも、なんで「さめる」のか。
好きになったモノ(ひと)から、すぐ「さめやすい人」の特徴は
●一目ぼれ
●減点法を採用をしている
の2点な気がします。
逆に前の記事でも書いたとおり、僕みたいなあんまり「さめにくい人」の特徴って
●一目ぼれしにくい
●加点法を採用している
だと思ってます。
わかりやすいから、恋愛で例えてみますね。
「かわいい女の子がいた!超タイプ!きゅん!」と恋に落ちたとします。
はい。一目ぼれです。
好きになったので
好きポイントが10 加算
一目ぼれ の場合 (というか、短期間で好きになった場合)もう、この手持ちの10ポイントをいかに減らさないか?の勝負だと思うんです。
やっぱり、いきなり確証もなく出現したポイントは、
増えることより減ってくことの方が多いと思う。
何が原因でポイントが減るのかは具体的にはわからないけど、
例えば、オナラしたからマイナス1ポイントとか
想像してたより、食べ方が汚かったからマイナス1ポイントとか
10ポイントなんか、すぐになくなると思う。
ポイントが0になった状態。
これが好きだったのに「さめる」という事なんじゃないでしょうか?
例えば、僕なんかの場合は、後々に好きになるものって、
●最初はあんまり好きじゃなかったもの
●最初はぜんぜんピンとこなかったもの
がすごく多い。
気がついたら、好きになっていて、あれ?みたいな。
また、音楽の例えで恐縮なのですが、僕はサザンオールスターズがすごく好きです。
あんまり、人に言ってないけど。
デビューから90年代ぐらいのサザンに関しては特に超好きだったりします。
でも、最初は桑田さんの歌い方とか声とかぜんぜん好きじゃなかったんですよ。
むしろ、ちょっと嫌いでした。(ごめんなさい)
でも、いつの間にか好きになっていた。
何に関しても、グラデーション的に0からだんだん好きになるんですよね。
雷に打たれて瞬間的に 好きになる みたいな経験はあんまりない。
つまり、僕みたいなタイプが 人やモノを好きになる時って、マイナスとか0からのスタートなんです。
だから、加点方式。
好きポイントがちょっとづつ、貯まっていくんです。
また恋愛の例えに戻します。
もちろん、僕もエロい男なので、最初の入りはルックスからかもしれません。
かわいいな~がキッカケかもしれません。
でも、それで好きポイントが例えば 1 加算されても、それぐらいで「好き」とは思わないんですよね。きっと。
なんやかんやと、ポイントが10ぐらい貯まった時に
あ、好きだ。
とか気づく。加点法の面白いとこというか、怖いとこは
減点法ではマイナス要素だったものが、プラスになる時がある。
さっきの例えだと、「オナラでマイナス1ポイント」でしたが「オナラした」でプラス1ポイントになる場合がある。
いや、マジで。
あ、こんな一面もあるんだ…!って。
食べ方、意外に汚いのね、ほー…、それはそれで、かわいいやん。みたいな。
加点方式だと、知らない部分を知れるのが嬉しかったりするんですよね。
減点法の場合は
自分で最初に勝手に作ってしまった、相手の 理想像 ありき。
その理想像 が少しつづ壊れていって さめる。
加点法の場合は
最初は何もなくて0から、「好き」を 時間をかけて作っていく。
だから「オナラしてるあなたが好き プラス1ポイント!」
は、本当に全然ありえるんですよ。
…って、けっきょくまた極端なことを書いてるかもしれませんが。
だから、よほど事がない限り、いきなりスッと「さめる」事が少ない気がする。
もともとポイント0スタートなんで。
だから、瞬間的に燃え上がって花火のように散っていく「好き」も良いとは思うんですけど
派手さはなくても、時間をかけて積み重ねてた「好き」ってのも、なかなか強いんだと思います。
ただ、昨日のblogを書いてから、ちょっとだけ考えてたんですけど、
自分の場合、何をされたら「さめる」んだろうか。
「実は連続猟奇殺人犯で、人を20人ぐらい殺してます!」とか、いきなり言われたら、さすがに さめる かな。 (さめる というより、ひく か…)
まあ、でも仮にですけど、やむにやまれぬ事情で「人を昔、殺したことがあります」ぐらいだったら、ビックリはすると思うけど、さめはしない気もする。
もちろん、詳しい話は聞かせてほしいけど。
そういうのは大げさすぎるにしても、例えば、1年ぐらい付き合ってて、
「実はこの1年、あなたに話してたことは全部、嘘でした」
とか、言われたら、さすがに さめる か。
いや、違うな、これも さめる じゃなくて、ひく の方だな。
あ、でも1年とか会えなかったらさすがに ちょっと さめちゃう かもなぁ。
まったく会えないのはしんどい。
会えなくても、せめて話ぐらいはしたいかも…
でも、どうだろう。うーん。
などと、空き時間に考えておりました。
やっぱりこの質問の答えをちゃんと出すには、10年ぐらい時間がいるかもしれない。
と、かなり脱線もしましたが、
「さめる」って感情を、減点法と加点法で考えたお話でした。
なんにしろ、減点方で生きるより、加点法で生きた方がやっぱり楽しいぜ。
って、みんな言ってるような話で終わります。
生きてきた月日もちょっと長い年月になってきたので、
自分の周りにはそんな時間をかけて積み重ねてきた「好き」がたくさんあふれてます。
ありがとう。
できたら、これからもずっと好きでいさせてください。