安心しろ。大阪のライブハウスにはThe denkibranがいる。

blogではごぶさた。The denkibran 倉坂です。

すっかりライブハウスとロックバンドが悪者になってしまった大阪の街でいかがお過ごしでしょうか?

新型のウイルス怖いね。

ウイルスも怖いけど、それ以上に人間が怖いね…と、世のバンドマンは全員思っているかもしれません。

僕はそれなりに元気です。



30歳以下の人にはピンとこないかもしれませんが、

3.11 の時

不謹慎だの、音楽家に何ができるか?だの

ノイローゼになるぐらい考えてるんだよ。

死ぬ気で考え済み。

何もできないけど、やっぱり音を鳴らすしかできないんだな…って。

あの時、表現者、全員が腹をくくったはず。

大手やメジャーの会社は金額損失の規模感が違うので一緒にはできませんが、

少なくても、僕ら町のライブハウスバンドからすれば

あの時に比べたら、正直いまの状況なんて屁でもない。



僕らにできることは、同じ場所で音を鳴らし続けることで、いつだって誰かの状況が整ったときに帰ってこれる場所を守りつづけること。



それぞれの事情で、無理なもんは無理でしかたない。

世をしのびましょう。

もっと、あざとく。

もっと、肩の力を抜いて。

もっと、うまく出し抜いてやるぐらいのちょっとした腹黒さを。

そして、ユーモアも忘れずに。

安心しろ。大阪のライブハウスにはThe denkibranがいるから。



昨日、はじめて自分のバンドが人気なくて良かった と、思いました。

仮に人気があって、たくさんのお客さんが来てくれるようなバンドだったら、

きっとライブを中止しないとダメだったと思ったから。

皮肉なもんですが、人気がなかったおかげで、昨日はライブができた。



音を鳴らせば、感動してくれる人や、ちょっと踊ってくれる人や、笑顔になってくれる人がいました。

おおげさかもしれないけど、ちょっとだけ大切な人達を救えたような気がしました。

目のあう距離で、あなたに向けて歌えるバンドの強さを。

半径10mぐらいの笑顔は守れるロックバンドでありたいと本当に思いました。

しめっぽくなるぐらいなら、楽しくやりましょう。

世に思われてるよりも、少なくても僕の知っているライブハウスという場所には笑顔があふれています。

昨日、ライブをさせてくれて、本当にありがとうございました。



ただ、世のアンチの方々にむけて多少の皮肉と文句を書くならば

群集心理ぐらいは読んでおけよ。

古典も読んでないような大人は恥ずかしいぞ。

そして群衆心理を読んで、踊らされてる自分を恥じてみろ。

バッタみたいな人間にはなりたくないもんです。



スケープゴートに踊らされる人は、あわれなり。

そして、被害者ぶってるバンドマンもまたあわれなり。

僕らは被害者じゃないぞ。

僕らは幸せ者です。

大阪のライブハウスで、また会いましょう。

そして、最後にもう一度

安心しろ。大阪のライブハウスにはThe denkibranがいる。









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