の続きです。
最近の傾向は「お客さん参加型のバンドが人気あるよねぇ」的なお話でした。
無意識に参加型バンドになっているケース
前回の記事を読んでくれた方で「参加型じゃないバンドだって人気あるバンドはたくさんいるよ!」
なんて思った方も多いかと思います。
そんな、エア反論に、僕なりにお答えしてみようかと思います。
曲が抜群に良かったり、ルックスが良かったり、そしてタイミングが良かったり、色々な音楽以外の要素が絡み合って人気はでるものだと思います。
そんな中で音楽だけを一生懸命やっていて、人気のあるバンドさんももちろん多いかとは思います。
でも、そんなバンドでも本人達が無意識のうちに、お客さん参加型バンドになっているケースも多々見受けられます。
そんなケースをいくつか書いてみようかと思います。
ガールズバンド
ガールズバンドと書きましたが、今回の場合は、メンバーが全員女の子のバンドに限らず、メンバーのうち何人かが女の子だったり、ボーカルだけが女の子の場合も含めます。要は「女の子」という要素を含んでいるバンドを指します。
勘の良い方なら、この時点でお気づきかもしれませんが、
「女の子」という要素だけで、すでに参加型になっているケース
これ、けっこう多いです。何を馬鹿な!と思われるかもしれませんが、これは本当に最近、実感しております。
やっぱり、みんな女の子が好きなんですよね(笑)。
これ実は男女問わずの話なんです。
男はもちろん、かわいい女の子が好きです。
でも、女の子だって、女の子のことが好きでしょ?
道を歩いている時、男の視線ってほぼすれ違う女の子を見てると思うんです。
「お、今の子、かわいかったね!?」みたいな(笑)。
ただ意外に、女の子も道を歩いてる時に、見てるのって女の子だったりしませんか?
「今の子、すごくおしゃれで可愛かった!」みたいな。
もちろん全員がそうだとは言わないし、男女で、女の子に対する目の付け所は違うんですが、基本的に男女問わず女の子が好きなんです。
これは根拠が…ってよりも経験上。
ルックスなり、服装なり、言動なり…どの要素でも良いんですけど、「可愛い女の子」がいるという要素は、本当にそれだけで「参加型バンド」に成りえるんだなぁ…と、これも根拠はないんですが、ライブハウスで長く働いてる実感としてすごくあります。
話はそれますが、これがさらにアイドルさんの場合だと、振り付けもあるような一体感のあるライブパフォーマンス、さらに「どの子を推すか」という要素も加わるわけで、その子の成長と卒業を見守るという、育成ゲームみたいな要素も加わるわけです。
ある意味、究極の参加型だなぁ…と、昨今のアイドルさんなんかを見てて思ったりはします。
そりゃ、中途半端なロックバンドだと勝てねぇーわな。
無意識でも一番自覚しているのは本人
ただ「女の子が武器になる」というの無意識だったとしても、誰よりも知ってるのは当の女の子自身だったりするので、女の子 おしをしたくない
という女性バンドマンは意外に多かったりはします。
そりゃ、あくまでバンドで音楽をやっているので、音楽だけで勝負したい気持ちはわかる。
その気持ちもわかるのでねぇ、難しいとこではあるのですが。
嫌味なく、無意識に飄々とやってるバンドもいますしね。
その辺りはバランス感覚なんだとは思います。
あくまで一般論的なお話でした。
いくつか…と書いたけど、次の例を出すとさらに長くなりそうなので、次回に続けます。
今回は、けっきょく「みんな、女好き!」みたいな身も蓋もない内容になってしまいました。
つづく