そもそもこのロックンロールという曲は「出オチ」です。
前回の続き
この曲自体が、けっこうシリアスに受け止められる事も多いのですが、自分的にはかなりギャグ要素も強い曲なんです。
その辺りがあまり伝わってないかな?と思ったので、蛇足で寒い気もしたのですがちょっと解説を。
※真面目にメッセージを受け取りたい!素直に聴いていたい!という方がもしいましたら、ここで読むのやめて!!
ここで冒頭の見出しに戻ります。
そもそもこのロックンロールという曲は「出オチ」です。
出オチ
登場と同時に笑いをとること。主に変な服装・格好・メイク、あるいは裸・裸に近い格好で登場すること。(Wikiより引用)
うん。
まさに。
そもそも「いつまでも形式ばった古いロックンロールやってるんじゃねーよ!」みたいな内容を歌ってるくせに、イントロのギターの音やフレーズから思いっきり70年代頃のローリングストーンズ風っていう(笑)
登場と同時に笑いをとること。主に変な服装・格好・メイク、あるいは裸・裸に近い格好で登場すること。(Wikiより引用)
たしかにこの曲、登場(イントロ)と同時に素っ裸ですよ(笑)
歌詞の中でも「モータウンビート」と歌ってますがね。
そもそも、この曲のリズムパターンが通称でモータウンビートと呼ばれていて、60年代頃の黒人さんポップスで流行ったリズムパターンだったりします。
※モータウンビートの解説はこちらの記事がわかりやすかった。この記事でいう二つ目の「4つ打ちのモータウン・ビート」ってやつです
歌詞で「最新形のかっこよさを!」とか歌ってるわりに、リズムもフレーズも思いっきり古い音楽からの引用っていう。
この雰囲気のリズムに
ちょっと違うけどこんなギターなイメージ
あげく最後のサビ(4:31辺り)で「Babyとか言わないで!」とか歌ってるわりに、間奏のギターソロに行く前(3:13辺り)に、自分は思いっきり「Baby!!」とか言ってるし。
1:43で「チャックベリーが弾いた20世紀最大の発明でいつまでお茶を濁し続けるんだい?とか歌ってるくせに、アウトロ(4:31辺り)で思いっきりそのチャックベリーのフレーズを弾いていたり
チャックベリーじゃないけど、映画 Back to the Future の名シーンから
などなど
おまえ、言ってる事とやってる事がメチャクチャやん!
と、ツッコミ待ちレベルのボケがこの他にも随所にちりばめられております。熱心なThe denkibranファンの方は色々と探してみてください。
そして、言われて気づいたんですけど、語り口調の歌がどことなく斉藤和義さん風でもありますね。
では、ロックンロールの記事も次回で最終回予定です。
つづく
3ヶ月連続MV公開の最後は7/16(土)の22時に公開予定!お楽しみに!!