The denkibranから「大事なお知らせ」の前の「大事なお知らせ」の途中報告。

明けましておめでとうございます。(遅い)

The denkibranの2016年をふりかえる。で来年の不吉な話。
今年も1年ありがとうございました。 人も車も忙しそうに。年末だから♪とユニコーンの雪が降る町もラジオから聞こえてきます。 年末で...

↑前回の記事から、長い期間を引っぱってしまいました。

どういう風に書き出そうかな?と悩んでたのもあるんですけど、単純にちょっと忙しくて筆不精になってました。ごめんなさい。

結論から書きましょう。

解散します。

ごめん。

ウソです。

解散はしません。

が、

年末にblogを書いた時点では、解散も視野に入れて考えてました。

何から書いていいのかわかりませんが、確定事項から書いていきましょう。

まず前提として、最強の社会人バンドを自称するThe denkibranです。

メンバーそれぞれ、音楽が仕事というわけではないので、バンドの他に当然、お仕事と生活があります。
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来年の4月からBass小松悟史の仕事が忙しくなります。

マイペースながらも月に2本ぐらいはライブをして、

深夜にも週一ぐらいでは練習もして

…というペースで活動しているThe denkibranですが、このペースを維持する事が2017年4月以降難しくなります。

なので一旦、2017年の3月いっぱいを持って、今のThe denkibranは終了します。

ここに関しては残念ながら、ゆるがない決定事項。

毎回、熱心にライブに来てくれるありがたい方や、たまに遠征してわざわざライブを見に来てくてれたり、ライブには来れないけど応援してくれてる方が少なからずいます。

そんな人達には本当にごめんなさい。

唐突ですが、あと残りライブは4本です。

■ 2/12(日) ディプロマフェス

■ 3/12(日) 南堀江knave (Baconレコ発イベント)

■ 未解禁の3月某日の東京ライブ

以上の3本

4月に関しては、ロスタイム公演。

■ 4/8(土) MISOJI CALLING 2017

が、アンコール的なラスト公演。

以上の計4本で、今のThe denkibranは終了です。

いつまでもマイペースでのんびり続けてるんでしょ!?と、The denkibranに関しては思われてた方も多いと思います。

正直、そう思われてるのもちょっとシャクでした。

誰に頼まれたわけでもなく好き好んでやってるバンドではありますが、たぶん思ってる以上に、メンバー各自、これでも色んなもんを犠牲にして続けてるんです。

別にお涙頂戴をしたいわけではないのですが、悔しいかな「また、そのうち見にいこう♪」みたいに思われがちなバンドではあるので

「いつまでも続いてると思うなよ!?」

みたいな、変なへそ曲がり根性が顔を出したりもしました(笑)。

ただ、「あのバンドもまだ続いてるんだから、私もがんばろう!」みたいに、いつまでも続いてるであろうThe denkibranという存在を、気持ちのより所みたいにしてくれてる人がいてるのも知ってます。

そんな人達の気持ちの寄り所や置き所にいつまでもなっていてあげたいな…という気持ちはありました。

「自分が楽しい」という理由を除くなら、むしろそれだけの理由で続けてきたこの10年ぐらいだったかもしれません。

でも、それだけで続けていくにはちょっと色々なもののリスクが高くついてきました。

これは完全に年齢にともなってついてくるリスクではあるのですが。

「バンドなんて、きっかけさえあればすぐにでも解散するもんだ」

というのは、長く続けてる人間だからこそ、逆に身にしみてるつもりです。

別の言い方をすればバンドなんて、ただ「長く続ける」だけなら簡単なんです。

どうやったら長く続けられるか?

答えは簡単。

辞めなければ良いんです。

メンバーが一人になっても

メンバーと仲が悪くなっても

ライブのペースが半年に一回になっても

新曲が一曲も出来なくなっても

ただ、辞めなければ、一応の名義上はバンドなんて続いていくんです。

目指せ、ローリングストーンズ?

長く続いていくバンドに対して、よく引き合いに出される、世界的に有名なご長寿バンド ザ・ローリングストーンズ。

1962年に結成したローリングストーンズは、何回かのメンバーチェンジもあれど、2017年の今年で55年目。

ご長寿モンスターバンドです。

ここまできたなら、ストーンズにはなんとかがんばって後45年は続けてもらいたいと本気で思います(笑)。

「俺たちも目指せ、ストーンズやな!」

そんな、たわ言を中年バンドの口から聞く事もたまにあります。

だが、ちょっと待って。

その一言は決定的な事実から目を背けてる。

ローリングストーンズは望まれて続いてるんです。

下衆な書き方をしたら、ローリングストーンズは世界的に売れてるから続いてるんです。

売れてもないし、たいして需要もない極東のアマチュアバンドが、ただ続いていく事に意味なんて残念ながらないんです。

ただ「続いている」という事実がそこにゴロンと転がってるだけ。

それ以上でも以下でもないのは、とっくの昔に気づいてました。

バンドをはじめて2~3年で解散したような若い子にこんな事を言われたら、正直、僕だってイラっとすると思います。

でも、気が付けば15年以上「ザ・デンキブラン」という名前を使ってバンドを続けてきたわけで。

これは実体験として、本当にそう思ってます。

ただ、応援してくれてる人達の気持ちや、好きでThe denkibranを聴いてくれてる人達の気持ち、今までの出会いや別れに意味はきちんとあるとは思ってますけど。

そういう意味では、続けてくなかに意味はあったけど、続いていること自体に意味はない。

これが正直な気持ちです。

そもそも、解散する気なんて微塵もなかったんですけどね。

年末に「解散?」というワードが出た時、「辞め時かもね?」と、解散という言葉が妙にリアルになったのも事実です。

年末に東京に行った時、帰りや行きの車のなかで「どうしたらいいと思う?」なんてメンバーに聞いてみたりして。

なんとなく、結論も出ないまんまでした。

「twitterの投票機能でお客さんに選んでもらおうか?」みたいな事を、僕が言ったりして
  • 解散
  • 休止
  • 継続
の3択でアンケートをtwitterでとろうとして、さすがに駄目かな!?と思って止めたりもしました(笑)。

前のblogの記事では、このアンケートを年始ぐらいにとるつもりだったので、最後の締めの文章が

「The denkibranから大切なお知らせ」の前に、その「大切なお知らせ」を決めるためのアンケートを行って、みなさまに相談

という、前代未聞な事をやってみようかな?と思いました。

とか書いて、前のblogが終わってたりするのはそのせいです(笑)。

うん。

…これ、解散するみたいな文章になってますが。

長くなってきたので、次回に続けます。

30代アマチュアバンドのちょっとした本音に興味のある方と、今後のThe denkibranに少しでも興味のある方は、次も読んでもらえたら嬉しいです。

ではでは。

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